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町石道を歩く(3)天野の里と丹生都比売神社

町石道を登る途中で、随筆家・白洲正子の「かくれ里」で知られる天野の里に寄り道しました。世界遺産に指定されている丹生都比売神社は高野山を空海に譲った土地神さまで、端正な社殿が魅力です。

少年空海が身につけた反骨

仏僧として位階を極めた空海ですが、実は反骨精神の持ち主だったという見方があります。弥谷寺から善光寺にかけて札所が密集するエリアはそんな少年期の空海が過ごした故郷です。