タグ: 白洲正子

町石道を歩く(4)浄土に向かう舞台装置

町石道は麓の九度山から高野山まで6、7時間かかるロングコース。単調な道のりに疲れが出てきたとき、頼りになるのが一町(107m)ごとに置かれた町石の存在です。随筆家の白洲正子が「これこそ本物の『参道』の名にふさわしい」と記した祈りの舞台装置です。

町石道を歩く(3)天野の里と丹生都比売神社

町石道を登る途中で、随筆家・白洲正子の「かくれ里」で知られる天野の里に寄り道しました。世界遺産に指定されている丹生都比売神社は高野山を空海に譲った土地神さまで、端正な社殿が魅力です。