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霧の高野山

半年ぶりに高野山にやってきました。きょうは秋雨です。静かです。ただいま気温は13度。東京と約10度違いますね。3日間にわたり、高野山大学大学院通信課程のスクーリングで、阿字観瞑想を習います。

学問の世界に焦がれて:新鮮だった54歳の入学式

四国八十八ヶ所を回って基本的なことを学び直したいという気持ちが強くなり、高野山大学大学院の通信教育課程に入学しました。入学式では、ハイティーンの新入生たちに混じり、54歳の私も新入生席の一角に! 新鮮な気分になりました。

根来寺:鬼瓦と風鐸に込められた魔除けの願い

寺院の魔除けにはいろいろありますが、屋根に取り付けられた鬼瓦や風鐸にも古来、災厄を避ける願いが込められてきました。激しい歴史の波に揉まれてきた根来寺の大塔や大伝法堂にもそうした魔除けの象徴が現在にまで受け継がれています。

根来寺:真言宗の改革者が眠る奥の院

和歌山・根来寺の奥の院は、真言宗の改革者として知られる覚鑁上人の御廟所です。静かな参道からは、宗派対立に揉まれながらも、いつかは高野山に帰るつもりだったという覚鑁上人の気持ちがにじむようです。

根来寺:戦国時代の傷跡伝える大塔

和歌山県の根来寺は、真言宗を立て直したとされる興教大師覚鑁ゆかりのお寺です。戦国時代には僧兵と鉄砲作りで知られ、豊臣秀吉によって壮絶な兵火に見舞われました。シンボルの大塔は当時の傷跡をいまも伝えています。

町石道を歩く(5)清浄結界に続く最後の急登

袈裟掛石を越え、空海が定めた高野山の清浄結界に踏み入ると、町石道は最後の急登になります。疲れた身体をしごかれ、表玄関となる大門にたどり着くと感慨もひとしお。ゴールの壇場伽藍はすぐそこです。