お遍路をめぐる雑学

 「お遍路さんって、どんなひとたちなんだろう」「あんまり宗教色が強いのはちょっと…」−。四国遍路に興味があっても、初めての時は気になることが多いと思います。私の場合も、ネット上のサイトやブログをあちこちみたものの、わからないことが多くて、結局、第1番札所・霊山寺に行って遍路用品を買い揃え、歩き出せばどうにかなるだろう、という程度でした。現代のお遍路さんをめぐる雑学的な知識をご紹介します。

お遍路さんの成り立ち

 ガイド編としてお遍路さんの歴史や変遷をまとめてみました。四国遍路は日本人の自然観に寄り添った行者たちの修業に太古の起源があり、弘法大師信仰を経て江戸時代に市井の人々にも広まりました。社会的弱者を受け容れた宗教空間という側面もあります。

 本文 ➡️ http://ohenro-online.com/knowledge/beginning_of_ohenro/

 

現代のお遍路さんは「バス遍路」「クルマ遍路」「歩き遍路」の3タイプ

 四国八十八ヶ所霊場を巡礼するお遍路さんはいま、年間5万人から10万人ぐらいいるようです。その多くはバスツアーによる「バス遍路」。続いてマイカーやレンタカーを使う「クルマ遍路」。「歩き遍路」は全体の5%から10%ぐらいとみられます。

 本文 ➡️ http://ohenro-online.com/knowledge/three_types/

 

「宗教心あまりない」現代のお遍路さん

 現代のお遍路さんの多くは、自分のことを「宗教心はあまりない」と考えているそうです。それなのに、なぜ、年間数万人が四国遍路を目指すのでしょうか。それは四国遍路には現代社会にマッチした独特の魅力があるからだと思います。

 本文 ➡️ http://ohenro-online.com/knowledge/character_of_ohenro/