秋の気配広がる成田山新勝寺

 成田山新勝寺にお参りしてきました。千葉県民にとって、「お不動さま」といえば、ここです。JR佐倉駅で降りて少し歩き、プチお遍路気分で久しぶりの成田詣をやってみました。

成田駅から続く参道の人混みをかきわけながら歩き、総門をくぐると、縁日のような屋台が並んでいて、いつもながら賑やかなお寺です。大本堂では、1時間に1回というハイペースで護摩が焚かれていて、誰でも堂内に入ることができます。般若心経や不動明王の御真言を唱えるときには、和太鼓の打音が低音で堂内に響き渡り、とても勢いのある護摩行でした。

成田山新勝寺の光明堂。建立は元禄14年(1701)で重要文化財に指定されています

写真は、光明堂というお堂です。江戸中期の建造物で、当時の本堂だったそうです。

新勝寺の本堂は、参拝客が増えるとともに、だんだんスケールアップしています。光明堂の次には江戸後期に現在の大本堂がある位置に新たな本堂が建てられました。この本堂は昭和43年、現在の大本堂が建てられたときに移転され、現在の釈迦堂となっています。

光明堂のいいところは、スペースがそれほど広くないので、仏様を間近に拝顔できるところでしょう。靴を脱いでお堂にあがると、不動明王大日如来ー愛染明王の三尊が手を伸ばせば届きそうな距離で対面できます。御朱印もいただけるとのことでした。

光明堂の参拝を終え、広々とした参道を見上げると、空いっぱいにひつじぐもが浮かんでいました。成田山公園の紅葉も少しずつ色づき初めており、温暖な房総にもようやく秋の気配が忍び寄ってきています。

[歩いた日2018.11.11

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