暴風多雨が育んだ水切り瓦の遍路宿
室戸岬周辺は台風銀座のひとつなので、遍路道を歩いていても「暴風多雨の気候風土」に育まれた水切り瓦や土佐漆喰など独特の建築をみることができます。特に吉良川町の街並みは美しく、台風のニュースを聞くと思い出します。
室戸岬周辺は台風銀座のひとつなので、遍路道を歩いていても「暴風多雨の気候風土」に育まれた水切り瓦や土佐漆喰など独特の建築をみることができます。特に吉良川町の街並みは美しく、台風のニュースを聞くと思い出します。
四国八十八ヶ所のスタートとなる第1番札所・霊山寺(りょうぜんじ)には、案外いろいろなアクセス方法があります。高松自動車道の鳴門西PAにあるバス停が便利だなんて、ご存じないお遍路さんも多いかもしれません。
弘法大師空海が「谷響きを惜しまず」と表現した神秘体験の舞台は、第21番札所・太龍寺の麓を流れる那賀川流域だったはずです。台風一過の青空の下、水量の増した那賀川はうねるように流れていました。