作成者: いもがい

吊灯籠の古刹を巡る

後白河法皇の帰依を受けて隆盛した歴史を持つ第82番札所・根香寺と、長い歴史を持ちながらも庶民的な魅力がある第83番札所・一宮寺。青空の下、対照的な2つの古刹を巡りました

崇徳上皇の魂鎮める山深き遍路道

四国八十八ケ所第80番札所・国分寺の背後にある丘陵地を越えて第81番札所・白峯寺に至る山道は、古い遍路道の面影があります。高松市の近くにこれほど山深い雰囲気があるとは驚きでした。

瀬戸大橋望む一遍の道場

瀬戸大橋を望む第78番札所・郷照寺は、四国八十八ヶ所で唯一の時宗のお寺です。遊行という旅を続けた一遍上人が踊り念仏の道場を開いた歴史があります。

空海を育んだ地縁と血縁

第76番札所・金倉寺と第77番札所・道隆寺は豪族の和気氏に関係が深く、当時の高僧や帰化人ともつながりがありました。こうした地縁や血縁は空海の天才を育んだ土壌でもあります。

善通寺界隈 お大師さまの故郷に遊ぶ

弘法大師信仰の総本山である第75番札所・善通寺と幼少期の空海が遊んだ土地と伝わる第74番札所・甲山寺には、1200年の時空を超えて弘法大師を慕う熱量に溢れた一帯です。

少年空海が身につけた反骨

仏僧として位階を極めた空海ですが、実は反骨精神の持ち主だったという見方があります。弥谷寺から善光寺にかけて札所が密集するエリアはそんな少年期の空海が過ごした故郷です。