春浅い遍路道 体験型「くす供養」も満喫
お遍路2巡目の第2日は、春の到来を感じさせる穏やかな晴天に恵まれ、久しぶりとなる遍路道の感触を確かめながらゆっくり歩きました。第3番札所・金泉寺では淡いピンク色の梅の花が青空によく映えていて、第6番札所・安楽寺の宿坊では「くす供養」という体験型のお勤めがとてもいい経験になりました。
お遍路2巡目の第2日は、春の到来を感じさせる穏やかな晴天に恵まれ、久しぶりとなる遍路道の感触を確かめながらゆっくり歩きました。第3番札所・金泉寺では淡いピンク色の梅の花が青空によく映えていて、第6番札所・安楽寺の宿坊では「くす供養」という体験型のお勤めがとてもいい経験になりました。
第1番札所・霊山寺は地元では親しみを込めて「いちばんさん」と呼ばれています。成田空港を朝イチで出発し、午後3時にはすっかりお遍路さんの時間に身を置くことができました。
今年もお遍路シーズンがやってきます。私も2回目のお遍路をスタートさせることにしました。なぜ、再び遍路道を歩きたくなるのか。その魅力は黙々と歩く遍路道の途中にあるような気がしています。
四国八十八ヶ所のスタートとなる第1番札所・霊山寺(りょうぜんじ)には、案外いろいろなアクセス方法があります。高松自動車道の鳴門西PAにあるバス停が便利だなんて、ご存じないお遍路さんも多いかもしれません。
弘法大師空海が「谷響きを惜しまず」と表現した神秘体験の舞台は、第21番札所・太龍寺の麓を流れる那賀川流域だったはずです。台風一過の青空の下、水量の増した那賀川はうねるように流れていました。