カテゴリー: 伊予編

愛媛:菩提の道場(40-65番札所)

秘法の事跡が伝わる霊場

第65番札所・三角寺は、空海が密教の秘法である「降伏護摩」を21日間行ったとされる霊場です。この護摩に使われる炉のかたちが三角形なので、ユニークな寺院名になったそうです。

神仏混淆掲げる古社と札所

明治の神仏分離令で揺れた石鎚神社。その別当寺でいったん廃寺となった第64番札所・前神寺。神仏混淆を掲げて多くの信徒に支持されている姿は、日本人の宗教観を考えさせてくれます。

いただくばかり 伊予の遍路旅

第60番札所・横峰寺から長い坂を下った伊予小松は、男子高校生たちが見知らぬお遍路さんにきちんと頭を下げて挨拶してくれる、そんな土地でした。お大師さまへの親しみの深さを感じます。

沙門空海偲ぶ深山の遍路道

石鎚山に連なる山中にある横峰寺は四国八十八ヶ所の難所の一つ。急登であってもところどころに清冽な沢水が流れ、名声を得てからもひとりの沙門を名乗った空海の足跡を偲ぶ遍路道です

イケメン仁王様とお接待

第58番札所・仙遊寺の山門でふと見上げたイケメンの仁王様。ぎりぎりに駆け込んだ第59番札所・国分寺では、門前で働く男性から心温まるお接待。この日もいろいろありました。

水軍の神を祀ってきた霊場

今治市には四国八十八ヶ所の札所が6つ集中しています。しかも、6つの札所の距離が比較的近いので、路線バスや鉄道を利用するよりも歩いた方が効率よく回れます