カテゴリー: 讃岐編

空海を育んだ地縁と血縁

第76番札所・金倉寺と第77番札所・道隆寺は豪族の和気氏に関係が深く、当時の高僧や帰化人ともつながりがありました。こうした地縁や血縁は空海の天才を育んだ土壌でもあります。

善通寺界隈 お大師さまの故郷に遊ぶ

弘法大師信仰の総本山である第75番札所・善通寺と幼少期の空海が遊んだ土地と伝わる第74番札所・甲山寺には、1200年の時空を超えて弘法大師を慕う熱量に溢れた一帯です。

少年空海が身につけた反骨

仏僧として位階を極めた空海ですが、実は反骨精神の持ち主だったという見方があります。弥谷寺から善光寺にかけて札所が密集するエリアはそんな少年期の空海が過ごした故郷です。

辺地信仰に通じる540段

急な石段に囲まれた四国八十八ヶ所第71番札所・弥谷寺は、空海ゆかりの岩窟もあって、厳しさのなかにも古代にまで遡る信仰の厚みを感じさせてくれる霊場です

古木に宿る空海の息吹

第67番札所・大興寺には空海が蒔いた種が育ち、現代まで生命をつないでいるとされる樹齢1200年もの大きなカヤの木があります。気の遠くなるような歴史の物語です。

五百羅漢に囲まれた山上の札所

第66番札所・雲辺寺は四国八十八ヶ所で最高所となる標高911mの山頂に境内が広がっており、参道に立ち並ぶ五百羅漢像が印象的です。だんだんゴールを意識してきました。