お遍路オンライン ブログ

町石道を歩く(3)天野の里と丹生都比売神社

町石道を登る途中で、随筆家・白洲正子の「かくれ里」で知られる天野の里に寄り道しました。世界遺産に指定されている丹生都比売神社は高野山を空海に譲った土地神さまで、端正な社殿が魅力です。

町石道を歩く(2)紀ノ川を一望

高野山へふもとの九度山・慈尊院から歩いて登る町石道。空海が開いた高野山の表参道といっていい山道です。実際に歩いてみると、3分の1が平坦な道で荷運びなどに便利なように工夫された道筋でした。途中の展望台からは紀ノ川を見下ろす絶景が! 空海もきっと眺めたはず。

マイペース遍路のススメ

四国八十八ヶ所の巡礼ルートは全長1200kmを超える長丁場。すべてを歩くのは体力的にも日程的にも相当ハードルが高いです。そこで歩き遍路を楽しみつつ、電車やバスを上手に組み合わせる「マイペース遍路」をオススメします。

種間寺で見上げたいわし雲

台風が過ぎ、いわし雲が広がると、秋の深まりを感じます。四国八十八ヶ所第34番札所・種間寺は弘法大師空海が唐から持ち帰った五穀の種を蒔いたと伝わっており、その名の通り高知平野の豊かな実りを感じさせるお寺です。

暴風多雨が育んだ水切り瓦の遍路宿

室戸岬周辺は台風銀座のひとつなので、遍路道を歩いていても「暴風多雨の気候風土」に育まれた水切り瓦や土佐漆喰など独特の建築をみることができます。特に吉良川町の街並みは美しく、台風のニュースを聞くと思い出します。