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神社とお寺の距離

高知平野に青空が広がり、気持ちよく歩けた一日。土佐神社に隣接する第30番札所・常楽寺では、神社とお寺の距離が近い四国八十八ヶ所の歴史と空海の宗教観をあれこれ考えました。

空海が眺めた空と海

徳島県の日和佐から鉄道とバスを乗り継いで高知県に入り、室戸岬を目指します。空海が修行した御厨人窟などに立ち寄りながら、お遍路さんというよりもローカル線の旅の一日となりました。

古道を伝える焼山寺道

藤井寺から焼山寺を結ぶ山岳ルートは「遍路ころがし」の代表格。アップダウンの連続がけっこう厳しいけれど、長い時間をかけて踏みしめられてきた古道の面影を味わえます

お遍路さんの成り立ち

四国遍路は日本人の自然観を反映した行者たちの修行が起源となり、弘法大師信仰を経て江戸時代に市井の人々にも広まりました。社会的弱者を受け容れた宗教空間でもあります。