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高知市を目指すワンデイ歩き遍路

第28番札所・大日寺から歩き始めると、夕暮れには高知市内に着くことができます。途中、第29番札所・国分寺では奈良時代の面影をしのびつつ。逢坂峠を越えて高知市内に入ると、まもなく第30番善楽寺です。前日の真っ青な海が広がる遍路道は一変し、高知平野の田園風景をたどるワンデイコースです。

鮎喰川沿いの遍路道

降水確率100%という、びしょ濡れ確実のシビアな天気予報の下、神山町阿川から第13番札所ー第17番札所の5カ所を打ちました。実際に雨が降り始めたのは、ちょうど最後の札所となる井戸寺の参拝を終えたとき。その後、やっぱり全身ずぶ濡れになりました。

崇徳上皇の魂鎮める山深き遍路道

四国八十八ケ所第80番札所・国分寺の背後にある丘陵地を越えて第81番札所・白峯寺に至る山道は、古い遍路道の面影があります。高松市の近くにこれほど山深い雰囲気があるとは驚きでした。

イケメン仁王様とお接待

第58番札所・仙遊寺の山門でふと見上げたイケメンの仁王様。ぎりぎりに駆け込んだ第59番札所・国分寺では、門前で働く男性から心温まるお接待。この日もいろいろありました。

神社とお寺の距離

高知平野に青空が広がり、気持ちよく歩けた一日。土佐神社に隣接する第30番札所・常楽寺では、神社とお寺の距離が近い四国八十八ヶ所の歴史と空海の宗教観をあれこれ考えました。

玉ヶ峠を越えバスに乗る

王ヶ峠を越えたあたりで急に歩行が遅くなり、全行程を歩き通すことをあきらめてバスや電車を使いました。なにより車道で軽トラックに泥はねを飛ばされるような歩き方が嫌で…。なんだか気が楽になりました