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朝の冷気 大寺の風格

松山市北部の第52番札所・太山寺はかつて隆盛した歴史を持ち、鎌倉時代に建てられた国宝の本堂と広い境内が大寺の風格を感じさせます。朝の冷気に包まれて、静かな参拝ができました。

宿毛 甘口醤油と歴史の街

「土佐の醤油は西にいくほど甘くなるんだよ」−。居酒屋さんで教えてもらった醤油文化論に、宿毛町で納得しました。京都の公家文化の影響や戊辰戦争への出兵など豊かな歴史を持つ街です

最果ての足摺岬 四国遍路のハイライト

足摺岬は最果ての旅情が募る特別な場所。る第38番札所・金剛福寺は中世の補陀落信仰をいまに伝えています。荒波が砕ける岬を眺めていると、あっという間に時間が過ぎていきました

横浪三里 巡航船の遍路旅

東西に伸びる横浪半島で外洋から守られ、おだやかな内海が広がる浦ノ内湾は「横浪三里」と呼ばれます。空海も船で渡ったとも伝える内海で、巡航船の遍路旅を満喫しました。

高知平野を快調に歩く

高知平野の穀倉地帯をひたすら歩きました。単調な風景を歩き回っているだけにも思えますが、それがだんだん楽しくなってくるのが、歩き遍路の不思議なところです。

神仏習合の歴史ある霊場

小雨に濡れながら山道をたどり、神峯寺にお参りしました。古来、天照大御神と十一面観音を大切にしてきた神仏合祀の霊場です。これも日本人の宗教感覚になじむ気がします。