小雨パラつく藤井寺 歩き遍路を再開

  さきほど第11番札所・藤井寺を打ち終わりました。

  重たい梅雨空の下、藤井寺の境内ではついに雨がパラつき始めました。フィリピン沖では台風5号が発生したそうです。6月の四国遍路は、やっぱり空模様とのにらめっこが続きそうです。

第11番札所・藤井寺の本堂と弘法大師像。小雨が降る中、緑が鮮やかでした

  今回のお遍路は、高野山大学大学院通信課程の遍路実習を兼ねております。事前レポートと実行計画書を提出し、実習日誌を毎日書いて事後提出する段取りです。

 この遍路実習の一環で、四国遍路に絡んだいろいろな参考書を読んだのですが、四国遍路というものは、いざ言葉で説明しようとすると、つかみどころのないものですね。

  例えば、年間10万人とも30万人とも言われるひとが四国遍路をやっていますが、長い歴史を持つ四国遍路がいまも現代人の心を捉える理由はなんなのか、とか。あるいは、教義もはっきりしない弘法大師信仰が人の心を捉えるのはなぜなのか、とか。これを言葉で説明しようとすると、どうも一部の断面をたどるばかりのような気がしてしまいます。

  今回は、明日、藤井寺から焼山寺道を越えて行程をスタートし、順番に札所をたどって、8日間で室戸岬を目指します。四国遍路では、阿波国を発心の道場といいますが、その行程をずっと歩き、修行の道場である土佐に入って、最初の山場となる室戸岬でゴールする200kmあまりの区切り打ちになります。

  今日はそのプロローグで、朝、千葉県の自宅を出発し、格安航空会社のジェットスターで高松まで飛び、バスと電車を乗り継いで、午後2時ごろ、JR徳島線鴨島駅に着きました。そこから藤井寺まで歩いて、40分ほどです。明日は遍路ころがしとして知られる焼山寺道に進みます。

遍路ころがしとして知られる焼山寺道の登山口。境内を抜けると、いきなり胸突き八丁の急坂になります。

 小雨が降る藤井寺はとても静かです。本堂に向かってひとりお次第を唱えていると、かぶっている竹笠に雨粒がぶつかる音がパラパラと響いて、とても落ち着いた気分になりました。

  今日の宿泊先は旅館吉野さん。「お宿情報」でも紹介しています。

お宿情報

 

 

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