【第1番札所 霊山寺】ゆっくり参拝したい「いちばんさん」
四国八十八ヶ所第1番札所の霊山寺は「いちばんさん」の愛称で親しまれています。初めてのお遍路さんをスタートときには、慣れないことが多くて、境内をゆっくり拝観する余裕もないかもしれません。でも、いろいろな見所が盛りだくさんのお寺なんです。ぜひ時間をかけてご参拝ください。
四国八十八ヶ所第1番札所の霊山寺は「いちばんさん」の愛称で親しまれています。初めてのお遍路さんをスタートときには、慣れないことが多くて、境内をゆっくり拝観する余裕もないかもしれません。でも、いろいろな見所が盛りだくさんのお寺なんです。ぜひ時間をかけてご参拝ください。
お遍路さんを歩こうと思い立ったとき、スタートとなる第1番札所・霊山寺にどうやって行くのか。関西からなら高速バスで3時間足らずですが、首都圏からはそう簡単には行きません。首都圏発の飛行機や新幹線、夜行バスなどを体験を交えて比較してみました。
四国八十八ヶ所第9番札所・法輪寺に続く歩き遍路の道はひたすら真っすぐです。遠くには四国の名峰、剣山に連なる山並みが見えます。春霞が広がる中、徳島平野の遍路道をゆっくりと歩くのは、春のお遍路さんの楽しみです。納経所でのさりげない会話に、思わずほっこりしました。
先週末に2回目のお遍路を区切り打ちでスタートさせ、第1番札所から第10番札所まで歩いてきました。やっぱりお遍路の大きな魅力は、四国の高くて大きな空の下、次の札所に向かって歩くことにありますね。晴天に恵まれ、歩くことそのものが、とっても気持ちいい時間でした。
お遍路2巡目の第2日は、春の到来を感じさせる穏やかな晴天に恵まれ、久しぶりとなる遍路道の感触を確かめながらゆっくり歩きました。第3番札所・金泉寺では淡いピンク色の梅の花が青空によく映えていて、第6番札所・安楽寺の宿坊では「くす供養」という体験型のお勤めがとてもいい経験になりました。
第1番札所・霊山寺は地元では親しみを込めて「いちばんさん」と呼ばれています。成田空港を朝イチで出発し、午後3時にはすっかりお遍路さんの時間に身を置くことができました。