土佐編

 四国八十八ヶ所巡礼で札所となるお寺の間隔が大きな高知は「修業の道場」と呼ばれます。室戸岬や足摺岬は札所と札所の距離が歩いて2日分や3日分もあります。路線バスや鉄道を組み合わせながら、歩きたいところは歩きつつ、お遍路さんをやってみました。

 

【第7日】空海が眺めた空と海
 徳島県の日和佐から鉄道とバスを乗り継いで高知県に入り、室戸岬を目指します。空海が修行したと伝わる御厨人窟や室戸世界ジオパークセンターに立ち寄りながら、お遍路さんというよりもローカル線の旅の一日となりました。

[歩いた日] 2016.10.7
[コース]  薬王寺-日和佐城-室戸世界ジオパークセンター-御厨人窟-最御崎寺-うまめの木
[天気]     晴れ
[歩行距離]   9.7km
[歩数]          1万3101歩

【第8日 午前の部】猫の目天気の遍路道
 湿度96%、降水確率80%の室戸は、湿気がべっとりと肌にまとわりつき、第26番札所・金剛頂寺の山道では強烈なシャワーに見舞われました。南国土佐を歩くお遍路さんには、よくある経験らしいです。

【第8日 午後の部】神祭の吉良川散歩
 秋祭りの当日、伝統的な街並みで知られる吉良川町を訪れましたが、あいにくの雨でお祭り気分も湿り気味。でも、祭囃子が響くなか、古民家を活用した宿の泊まりは旅情たっぷりでした。
[歩いた日]2016.10.8
[コース]うまめの木-(バス)-室戸-津照寺-金剛頂寺-キラメッセ-(バス)-吉良川-蔵空間茶館
[天気] 晴れときどき強い雨
[歩行距離] 12.1km
[歩数] 1万7484歩

【第9日】神仏合祀の歴史ある霊場
 小雨に濡れながら、山道をたどって神峯寺にお参りしました。神峯寺は古来、天照大御神と十一面観音の双方を大切にしてきた神仏合祀の霊場です。これも日本人の宗教感覚になじむような気がします。
[歩いた日]  2016.10.9
[コース]    吉良川-(バス)-神峯寺-(鉄道)-大日寺-遊庵
[天気]    雨のち曇りのち晴れ
[歩行距離]    15.7km
[歩数]       1万9446歩

【第10日 午前の部】神社とお寺の距離
 高知平野に青空が広がり、気持ちよく歩けた一日。土佐神社に隣接する第30番札所・常楽寺では、神社とお寺の距離が近い四国八十八ヶ所の歴史と空海の宗教観をあれこれ考えました。

 【第10日 午後の部】高知 my遊バスで札所めぐり
 高知市を拠点に、荷物を軽くして周辺の札所を回ることにしました。まずは午後から第31番札所・竹林寺と第32番札所・禅師峰寺へ。このあたりは幕末動乱の歴史ドラマの舞台でもあります。
[歩いた日]2016.10.10
[コース]遊庵-国分寺-土佐神社-常楽寺ー(鉄道)ーJR高知駅ー(バス)ー竹林寺-(バス)ー禅師峰寺-(バス)ー高知市中心部
[天気]晴れ
[歩行距離]27.2km
[歩数] 3万3844歩

 【第11日】高知平野を快調に歩く
 高知平野の穀倉地帯をひたすら歩きました。単調な風景にも思えますが、そういう何気ない景色を歩き回っていると、それがだんだん楽しくなってくるのが、歩き遍路の不思議なところです
[歩いた日]2016.10.11
[コース]はりまや橋-(バス)ー雪蹊寺-種間寺-大橋北詰ー(バス)−土佐市役所ー清滝寺-本町通−(バス)−JR 伊野駅−(鉄道)−JR高知駅
[天気]晴れ時々曇り
[歩行距離]23.6km
[歩数] 3万357歩

【第12日 前半の部】歴史重ねる波切不動尊
 四国には古くから海岸線を歩く行者がいて、お遍路さんの原型とも言われます。第36番札所・青龍寺はそんな歴史を思わせる札所のひとつ。元横綱・朝青龍関の四股名の由来でもあるそうです。

 【第12日 後半の部】横浪三里 巡航船の遍路旅
 東西に伸びる横浪半島で外洋から守られ、おだやかな内海が広がる浦ノ内湾は「横浪三里」と呼ばれます。空海の時代から続くともいわれる巡航船で海の遍路旅を満喫しました
[歩いた日]2016.10.12
[コース]高知市中心部-(バス)-宇佐-青龍寺-宇佐ー(巡航船)-横浪-多の郷-(鉄道)-高知市中心部
[天気]曇り
[歩行距離]18.2km
[歩数] 2万3935歩

【第13日 午前の部】​ 5体の御本尊に宿る歴史
 ​高知市内から鉄道とバスで足摺岬を目指します。まずは窪川駅で降りて第37番札所・岩本寺へ。本尊が5体もあって、歴史の曲折を感じました。四万十町役場はクールです。
[歩いた日]2016.10.13
[コース]高知市中心部-窪川・岩本寺-中村-足摺岬・金剛福寺-足摺テルメ
[天気]曇りときどき晴れ
[歩行距離]9.4km
[歩数] 1万2589歩
 

【第13日 午後の部】バス・鉄道で最果ての足摺岬
 足摺岬は最果ての旅情が募る特別な場所。る第38番札所・金剛福寺は中世の補陀落信仰をいまに伝えています。荒波が砕ける岬を眺めていると、あっという間に時間が過ぎていきました。

[歩いた日]2016.10.13
[コース]高知市中心部-窪川・岩本寺-中村-足摺岬・金剛福寺-足摺テルメ
[天気]曇りときどき晴れ
[歩行距離]9.4km
[歩数] 1万2589歩

【第14日】宿毛 甘口醤油と歴史の街
 「土佐の醤油は西にいくほど甘くなるんだよ」−。居酒屋さんで教えてもらった醤油文化論に、宿毛町で納得しました。京都の公家文化の影響や戊辰戦争への出兵など豊かな歴史を持つ街です。
[日付] 2016.10.14
[コース] 足摺岬-中村駅-平田駅-延光寺-宿毛
[天気] 明るい曇り
[歩行距離] 12.7km
[歩数] 1万6401歩

 【第15日 午前の部】国境の歴史伝える松尾峠
 土佐と伊予の国境だった松尾峠は、四国を統一した長宗我部氏の軍勢や幕末の志士が駆け抜けてきた歴史ある街道です。海賊を束ねて反乱を起こした藤原純友の城址から眺める展望は雄大です。
[歩いた日]2016.10.15
[コース] 宿毛-松尾峠-一本松-観自在寺-北宇和島
[天気] 晴れ
[歩行距離] 18.2km
[歩数] 2万4171歩

 

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